日本酒を飲み比べる:あなたに合う日本酒を見つける方法
やはりいくらおすすめされたりしても実際に自分で飲んでみないと分かりません。
まずは飲んでみて、これは合う、これは合わないという自分の中での基準を持つことが大切です。
有名な銘柄が必ずしも合うかといったら、そうではないケースや、
初心者の人には一番良いやつなんだというイメージが強すぎる大吟醸でも、
あなたに合うかどうかはまた別の話になります。
たくさん飲んできた僕も、最初の1本で日本酒を飲まなくなっていたら、
おそらく日本酒好きにはなっていませんでした、是非飲み比べて自分に合う一本に出会って欲しいです。
日本酒を米違いで飲み比べる
飲み比べで僕が圧倒的におすすめしているのは米違いで飲み比べることです。
同じ銘柄の米違い(雄町、山田錦、美郷錦などの)はたくさんあります。
例えば同じ春霞という日本酒だとしても、
- 春霞の雄町
- 春霞の山田錦
- 春霞の美郷錦
と米違いの一本がいろいろあります。
同じ銘柄なのにお米が違うだけでそんなに変わらないんじゃない?と思うかも知れませんが、
全然違います、変わります。
なので、僕が春霞の雄町は好きでも、
春霞の山田錦は合わない。
というか山田錦は合わないということが飲み比べることでだんだん解ってきます。
同じAさんという人がいても、
スーツとジャージとアロハシャツでその人の印象が全く違うような感覚です。是非お試しあれです。
そういった経験から、この酒米でできているものは合う。といった基準もできるようになり、
あなたの一本に少しずつ近づくことが出来ます。
日本酒を同銘柄別ラベルで飲み比べる
- 春霞の湧き水ラベル
- 春霞の栗ラベル黄色
- 春霞の花ラベル
と同じ春霞の中でも種類がたくさんあります。
米違いとラベル違いなど重なって何が何だか分からなくなってしまうかもしれませんが、
黒髪ロングの女性にもいろんな人がいるように、春霞という中にもいろいろあるくらい思ってくれたら大丈夫です。
日本酒をプレミアム銘柄で飲み比べる
日本酒の世界には手に入りづらい、高価といった意味でプレミアム銘柄があります。
例えば
- 新政
- 田酒
- 十四代
の3つは誰もが知るプレミアム銘柄です。
僕はプレミアム銘柄だから美味い、とかおすすめ、とか言うつもりは全くありませんが、
日本酒を好きになったら一度は飲んでみる価値があると思っています。
伊達にプレミアム銘柄を名乗っているわけではないので、
このプレミアム銘柄を飲み比べて、これは合うといった基準を積み重ねることで、
あなたの一本に近づくことが出来ます。
飲み比べのひとつに熱燗(日本酒を温めて飲むやつ)があります。
キンキンに暑い(55℃以上)〜ぬる燗(40℃とか)に冷まして、少しずつ味わいの変化を楽しみます。
変化としては温度が低くなるにつれて味がまろやかになると言われています。
- 熱燗におすすめの日本酒1本
燗専用で作られている蔵で青森のおすすめな一本です。
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