最近疲れていると感じていませんか?
休日はもっぱら寝るだけ、でもなんだか疲れが取れたような気はしない。
疲れたからといっていつもより長く寝ても疲れが取れた試しがない!
ぼくも年と共に疲れを感じるようになり、そんなことを悶々と思っていた時に見つけたのがこちらの本になります。
科学が「良い」といした方法で「疲れない体」を実現する
そんなコンセプトで書かれた、スタンフォード大学のアスレチックトレーナーによるアプローチが書かれた本です。
要はスポーツ選手がベストなコンディションな体調を保つ『疲れない体』
になるにははどうしたら良いのかを
一般のぼくらみたいな人にも役立てる具体的な紹介といった内容になります。
そんな中でも、ココは知らなかったな!という所を紹介したいと思います。
腹圧呼吸とは?-良くある腹式呼吸じゃない
腹式呼吸は知っている人も多いと思うのですが、腹圧呼吸(IAP呼吸法)って聞いたことありますか?
腹圧呼吸(IAP呼吸法)とはお腹を『へこませず』に息を吐く
よく、息を吐く時にお腹をへこませる腹式呼吸が体に良いとかなんとか聞いたことある人もいると思います、
ぼくも頭のどこかでずっとそう思っていたし、息を吐く時にお腹をふくらませるって聞いたことないぞ?って思いました。
ただこの腹圧呼吸が科学的なアプローチで実証されていることには目からウロコでした。
実際に、スポーツ選手の疲れを回復するのに必ず用いるのがこの腹圧呼吸(IAP呼吸法)になり、怪我の種類や筋肉のハリによってアプローチは違うけども、
共通して用いるのがこの腹圧呼吸(IAP呼吸法)になります。
腹圧呼吸(IAP呼吸法)を実践すると、
- 腹圧が高まり、体が安定し正しい姿勢になる
- 正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる
- スムーズになると、体がベストポジションになり無理な動きがなくなる
- 無理な動きがなくなると、パフォーマンスレベルが上がり、疲れや怪我を防げる
といったバランスの取れた体になり、実際のチェコの水泳選手から
「前と比べて翌日に疲れが残りにくくなった」
「体が安定して、腕がよく回るようになってきた」
という報告があると紹介されています。
本書ではもう少し具体的な腹圧呼吸(IAP呼吸法)の実践の仕方が書いてあります。
『スタンフォード式疲れない体』のココ知らなかった!のまとめ
今回はざっくり、本書の中でもココ知らなかった役立ちそう!という点を紹介させていただきました。
もしかしたら腹圧呼吸のことを既に知っていて、
腹式呼吸が実際の現場ではほとんど使われていないということも知っている人もいたかと思いますが、
多くの人はぼくみたいに、腹圧呼吸(IAP呼吸法)の存在すら知らなかったのではないでしょうか?
個々人によって合う合わないはあると思いますが、
科学的なアプローチで実証されていて、体の使い方としては一番激しいスポーツ選手に、
役立っている点から学べることがあると個人的には思いました。
あくまでも本書の一部分に過ぎず、興味がある人はこの本をもっと詳しく読んでみても面白いのではないでしょうか。
- 座り疲労という日本人特有の疲れ
- 疲れないアスリートが絶対に食べない食事
- 小さな子どもがいつも元気なのはなぜ?
など興味をひかれる項目がいくつもあります。
良くわからない、民間療法みたいな健康法じゃなくて、
科学的なアプローチで実証された疲れない体を手に入れたい方は是非!